6.面談で教員から聞かれること
教員の面談で聞くことも重要ですが、聞かれることも押さえておきましょう。
基本的には、経歴やどのような研究がしたいかということです。また、その研究をしたいと思うきっかけなど「大学院 入試まで⑤」の内容かと思います。それに加えて、大学院生活に集中できる環境にあるかということが確認されるかと思います。
教員として、受験をして大学院生として入学してもらいたい気持ちはあると思いますが、2年間、もしくは3年間という修業年限で修了できないと困ります。また、途中で合わずに退学するようなことは避けたいと考えていると思います。そのため、子育て、介護、金銭面、勤務など、総合的に安定した状況にあるかが尋ねられると思います。
加えて、大学院の入試では一般的に英語と専攻に関する試験があります。英語は、英語の論文を読むことが多々あるため、その能力を評価するものです。専攻の試験は、その教員が評価するため多少悪くても何とかなる部分もありますが、英語は専攻に関わらず共通した試験となるため、この成績が振るわないと合格は困難です。英語力については、尋ねられると思います。