5.面談に向けた用意
面談の日程が整ったら、面接に向けた準備を進めましょう。修士での研究やこれまでの研究について、これからの研究について聞かれますのでまとめて、別刷を用意しておくとよいと思います。また、研究のみではなく、学歴や職歴も聞かれますので、CV(Curriculum Vitae)を作成しておくとよいと思います。CVは日本の履歴書に職歴書をプラスしたもの意味します。
これに加えて、質問したい内容もまとめておきましょう。授業はどんな感じで進められるか、長期履修制度を利用したが可能か、博士論文完成までの流れなど聞きましょう。さらに、研究を進めている途中で教員が変更されることは大きな負担となります。准教授などに引継ぎがうまくいけばよいのですが、そうならないと大変だと思います。よって、教授の定年退職や異動の確認もしましょう。忘れてはいけないことは修了要件の確認です。原著論文○本など、具体的に聞きましょう。
もし、リポジトリで過去の修了生の博士論文が確認できれば、行いましょう。近しいテーマ、関連した手法の場合はさらに話が進められると思います。また、これまでの大学院生がどのくらいの期間で博士課程を修了したか、何人くらい修了生がいるかもその教授で博士号が取得できるかの目安になると思います。今いる大学院生の様子、研究費、施設の設備など、回答してもらえると思います。