大学院   入試まで⑧

8.入試の面接

大学院の入試では、英語や専攻分野の試験後に面接があると思います。中には、小論文が課される大学院もあると思います。今回は、面接について伝えます。面接では指導教員となる教員を含めて面接をする場合と指導教員となる教員以外の教員のみの場合が考えられます。個人的には指導教員となる教員以外の教員のみで構成された面接の方が、入試前の面談で会っている教員のバイアスや学部時代からのバイアスなどがあるよいように思います。面接時の教員同士の遠慮も生じないのではないかと思います。

面接で問われる内容は、どのような研究をしたいか、どうしてその研究をしたいか、2年間勉学に集中できるか、長期履修制度を利用する場合勤務先や教員との調整はできるのか、修了後にどうしたいか、なぜこの大学院で学びたいか、他の受験をしたかなどが、一般的かと思います。回答が用意できていないと動揺してしまうかもしれません。さらに、他の受験先が受かった場合どうするかと、もう一歩突っ込まれることもあるかと思います。「ここしか受験していません。不合格の場合は他に出願します」と言えると楽だと思います。大学院入試の日程は時期こそ近いと思いますが、大学入試と異なり、過密ではないため、1つ1つ出願し、受験できると思います。事前の面談は複数の大学院に行ったとしても、出願はタイミングを考えましょう。大学院によっては、2回、3回と大学院入試の機会を設けているところもあります。通常、定員数に達するとその領域の募集は停止されるため、2回目よりも1回目に受験した方がよいと思います。他には、大学院入試の願書にどのような研究をしたいかなどは記述することになると思うので、それについての質問になると思います。また、履歴書や職歴に関しても書類を提出しているので、それについて問われると思います。

最近、面接を受けましたか?久しく受けていない方は、家族や知人に面接官になってもらい練習をしましょう。

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